初盆。
昨日は昨年亡くなったおじいちゃんの初盆でした。
普段なかなか会いに行くことが出来なかったので昨日はたまたま弟と休みが重なったということもあって一緒におじいちゃんに会いに行ってきました。
きゅうりとなすびが置かれた仏壇の前に座り
ロウソク2本に火を灯し
線香3本に火をつけて
鐘を叩いて3回鳴らして
掌を合わせておじいちゃんとの対話です。
話したいことたくさんあったけど
鐘の音が止むと同時に目を開けて合掌を解いた
ああ、この音がもっと長く鳴り続けばいいのにと思ったけれど
心の中にしまい込んだ
先代の仏壇にも同じように
掌を合わせて少しだけお話をした
あなた方のおかげさまでぼくという存在があります
今日も元気に生きています
ありがとうございます
自分という存在が生まれるまでのことに少し思いを馳せながら
それだけを伝えて
目を開けて合掌を解いた
近年薄れつつある日本の文化
子供の頃はお盆って何なのか知らずにいたけれど
大人になって身近な人が亡くなって
生と死と向き合ってみたら
このまま薄れていくのはなんだかとても寂しいなと思いました
文明が発達するに伴ってスピード化する社会
速くなりすぎて便利になる分、人はみんな疲れ果ててしまっている
そのような印象を受けています
その中で日本の文化というものは時間の流れを感じることができるものなんだと思います
死者に想いを馳せつつ、これからの未来に向かって改めて決意をする
ぼくは今回おじいちゃんや先代の方々に頑張れよと暖かく包まれた思いを抱きました。