マウンドからミットをめがけて投げるように。
いつだったかな。
友達に誘われて草野球に参加したことがあったんだ。
昔から友達とキャッチボールをするのが好きで、よく家の近くや近所の公園でキャッチボールしてたんだ。
野球部に入ったことなんてないのに一丁前に硬式球を投げていた。
筋肉が出来てもないのにあまりにも投げすぎて野球部でもないのに肩を壊したこともあったなぁ笑
リハビリの日々はもどかしくも楽しかったなぁ。
ゴムチューブで肩の筋肉を鍛えたりお風呂でゆっくり肩動かしたり。
そんな感じで野球部ではないけどそれなりに投げてたから18.44mぐらい投げられる自信はあった。
そんな中いざ上がったマウンド。
遠い。
あまりにもキャッチャーが小さい。
試しに投げてみる。
よし、キャッチャーまで届きはする。
しかしコントロールがつかない。
何球か投げてみる。
ボール。ボール。ボール。
ストライクが入らない。
試しに身体を思いっきり使って投げてみる。
ストライク!
入った!
初めて入ったストライク。
こんなにも大変だとは思わなかった。
マウンドに立ってみて初めて感じた。
結局どうなったかは全然覚えていないけれど、今となっては人生初のマウンドは僕に色んなことを教えてくれた。
練習と実戦の違い。
18.44mという距離。
遊びと遊びじゃないことの違い。
やってみなきゃわからないということ。
試行錯誤の大切さ。
たった1回のマウンドだったけどそんなことを最近ふと思い出したのでつらつらと書いてみました。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。