衣食住。
日本という国に住んでいると衣食住に困ることはほとんどない。
何かしら着る物はあるし、何かしら食べる物はあるし、どこかしら住むところはある。
そして働こうと思えば選ばなければ仕事は山ほどある。
こんなに恵まれていて便利な国なのに精神を病んだり、自殺したりする人は一向に減らない。
減らないどころか増えている。
物が溢れ、インフラが整備されても国民の幸福度は一向に上がる気配がない。
いつまでたってもないものねだり。
他国と比べたり、他県と比べたり、他人と比べたりして自分は足りてない、幸せじゃないって思っている。
雨風がしのげる家があって、お風呂にゆっくり浸かることが出来て、毎日ご飯が食べられて、ふかふかの布団で眠ることが出来て、着る物に困らない。
それだけで幸せを感じる。
当たり前じゃないことが当たり前に感じることが日常なのかもしれない。
そこに有難いなと少しのエッセンスを入れるだけで日常に彩りが生まれる。
そんな感じで最近は毎日過ごしている。
なにも常に感謝しなくてもいいんだ。
思い出したかのようにふわっとありがたいなぁって。
それだけで幸せは広がる気がしてなんとなくそうしている。
今日も幸せだし、明日も幸せ。
幸せを感じることで日々は明るくなる。