昔語り、今語り、未来語り。
目の前の一日を生きることに精一杯になって、今の生活を維持することに精一杯になってそうやって生きていくうちに過去も未来も見えなくなっていた。
あの頃描いていた未来図は今となっては過去のことで、何も叶ってはいないのだけれど今の自分が不幸かというとそうでもなく幸せを感じることが出来ている。
相変わらずあっちに行き、こっちに行きと生きてはいるのだけれど行く先々で気付きも学びもある。
そして、ずっとずっと外に答えを求めていたんだけど、ようやく内に答えがあるというか自分次第なんだなと思えるようになってきた。
人のせいにする自分も、新しいものや未知なものを怖がる自分も、過去のトラウマを一生懸命己の力で乗り越えようとしている自分も、意志が弱くてふらふらしている自分も、本当にしんどい時ほど誰にも相談できない自分も、負の感情をうまく出せない自分も。
他にももっとたくさんあるけれど、やっとこういった自分の内面を見ることも受け入れることも打ち明けることもできるようになってきた。
本当に好きなこと、実はそこまで興味のないこと、本当に嫌いなこと。
これらを明確にすることって割と大切なんだなって。
最近は思うんだよね。
これを明確にすることで余計なエネルギーを使わなくても済むし、相手に対する意思表示になる。
今の時代は特に情報が山ほど溢れていて、自分で選ばないといけないし自分で防御しないといけない。
ノーガードではどんどんつけ込まれるし、疲弊していくのは目に見えている。
超ガードしてるのに攻撃してくるやつはどんどん疲れてくるだろうからそのうち攻撃もやめるだろうし、もしかしたらはなから攻撃すらしないかもしれない。
好きなものは好きと言う。
嫌なものは嫌と言う。
これは未来の自分に対するメッセージ。